マリエンバード音楽教室 marienbird shkola muzyki
Greeting
代表メッセージ

マリエンバード音楽教室代表ピアノ講師
加瀬 茉理枝 KASE Marie ピアニスト
千葉県立千葉高校、東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科卒業。藝大在学中よりピアノを故エレーナ・アシュケナージ女史に師事しロシア・ピアニズムに大きな影響を受け渡露、モスクワ国立音楽院(ピアノ専攻)にてエレーナ・リヒテル教授のクラスに学び、大学院課程を満点の成績を得て修了。留学中はロシア国内や欧州圏の音楽祭・シンポジウムなどで演奏活動を行った。2008年イタリア・若い音楽家のためのG.カンポキアーロ国際音楽コンクールにて満点を得て優勝したほか賞歴多数。2010年7月に完全帰国後、ピアニスト・ピアノ講師として活動する他、ロシア文化・文学に関するレクチャーコンサートも手掛ける。E.リヒテル教授、A.ネルセシアン教授など来日教授のマスタークラス通訳を務める。
趣味は野球観戦(アマチュアからプロまで広く浅く)、手芸(ビーズワーク、最近はミシンを使って布物も)。
2019年よりさいたま市浦和区在住。
賞歴などはこちら(外部サイト)
これまで、生徒2名がロシア・モスクワ国立音楽院研究科に進学。生徒1名が2011年ピティナ・ピアノコンペティション グランミューズ部門B1カテゴリー全国決勝大会2位入賞。
レッスンを希望される方へ
レッスンを受けることはいくつになっても学び甲斐のあることです。私も学生を終えた後も何度か恩師のレッスンを受け、そのたびに考えを新しくしました。
私たちは初めて鍵盤に触れたときのことを忘れてしまいますし、同じ曲をずっと弾いていたらその曲を取り組み始めたときに何を考えていたかも忘れてしまいます。「たとえ100回目のショパンの3番のソナタでも、また新しいものを見出せるように」、そしていずれは一人で自分の音楽を立ち上げることができるようになり、議論を交わせるようになるのが目標かなと思います。そのためには、演奏の技術もさることながら、楽譜の勉強も大切です。
話が少し難しくなりました。今の社会状況ではあまりたくさん話すことは憚られるかもしれませんが、私は生徒さんに、レッスン中は恥ずかしがらずにたくさん話して、たくさん歌ってほしいと思っています。エラーだってしてもいい。あなたの音楽を、私と一緒に育てませんか。
…と書いてはみたものの
私は、こと学齢期において(いくつになってもそうなのかもしれませんが)大切なのは、自分にとって良い師に出会うことだとも思っています。ですので、どうぞマリエンバード以外のお教室もご見学されると良いと思います。それでもし「ここが良い!」と思っていらして下さるのであれば、心から歓迎します。(もちろん、ロシアに興味があるなど、お運びいただく理由はいろいろあるかと思いますが。)
自分の話ばかりで恐縮ですが、私は小さい頃から音楽の道を志してはいましたが、本格的にピアノ専門に進もうと思ったタイミングはかなり大きくなってからで、たまたま受講したマスタークラスで人生と音楽を変える師に出会うことができたことがきっかけでした。先生は生徒にとって非常に影響の大きな存在になりうるのだということを自覚し、このひとのところで、このひとの音楽語法でピアノを勉強したいと思って下さる方のために、私自身も学び続け、生徒さんとともに歩みたいと思っています。
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講師演奏
ラフマニノフ/ピアノソナタ第1番 ニ短調 第1楽章
ハイドン/ピアノソナタ ト長調 Hob.XVI:40